◆5つの顔を持つ男の逃亡劇、その真相に迫る

横浜流星主演、藤井道人監督による映画『正体』の本予告映像がついに公開された。本作は、染井為人による同名小説を原作とし、日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として死刑判決を受けた男、鏑木が、逃亡中に様々な人物と出会い、その度に異なる顔を見せるというミステリアスな物語だ。

予告映像では、鏑木が東京、大阪、長野と各地を転々とし、それぞれで出会う人々との交流が描かれる。しかし、彼に近づけば近づくほど、その正体は謎深さを増していく。果たして、鏑木はなぜ逃亡を続け、そして、彼の本当の目的とは一体何なのか。

◆ヨルシカが描く、希望と絶望が交錯する世界

そして、本作の主題歌に抜擢されたのは、若者を中心に圧倒的な人気を誇るバンド・ヨルシカだ。書き下ろしの新曲「太陽」は、映画の世界観をさらに深める、美しくも切ない楽曲となっている。ヨルシカは、「太陽をモチーフに、陽の光を蝶の羽根に見立てて詩を書きました。今ヨルシカで作りたいものと、映画の共通項を探すところから制作が始まっています。」とコメントしており、映画との深いコラボレーションが期待される。

映画『正体』は、横浜流星をはじめ、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之など、実力派俳優たちが集結。スリリングな展開と、心に響く音楽が織りなす、忘れられない作品となることだろう。

映画『正体』は、2024年11月29日(金)より全国ロードショー。

【ストーリー】

日本中を震撼させた凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜流星)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)、そして彼を追う刑事・又貫(山田孝之)。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す343日間。彼の正体とは?そして顔を変えながら日本を縦断する鏑木の【真の目的】とは。その真相が明らかになったとき、あなたは何を思うのか――。