◆電動スクーター運転中に事故、血中アルコール濃度高値

韓国の人気グループBTSのメンバー、SUGAが、飲酒運転の疑いで略式起訴され、罰金1500万ウォン(約160万円)の処分を受けた。

ソウル西部地裁は9月27日、SUGAに対し、道路交通法違反(飲酒運転)の罪で罰金1500万ウォンの略式命令を下した。略式命令は、裁判を経ずに罰金などで処分する手続きである。

SUGAは今年8月6日、ソウル市内の道路で電動スクーターを運転中に事故を起こし、警察の呼出を受けた。警察が呼気検査を行ったところ、血中アルコール濃度が免許停止基準を大幅に超える0.227%と検出された。

この事件を受けて、SUGAは所属事務所を通じて謝罪文を発表。ファンや関係者に対して深い謝罪の意を表し、今回の過ちを深く反省していることを述べた。

◆ファンに衝撃与える事態に

SUGAの飲酒運転は、世界中に多くのファンを持つBTSのイメージを大きく損なう事態となった。SNS上では、ファンから失望の声が相次いでいる。

今回の事件は、人気アイドルであっても法を犯せば厳しく処分されるという教訓を与えたと言える。SUGAは今回の経験を活かし、今後より一層社会的な責任を果たしていくことが求められる。